技術研究会












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第96回技術研究会(2011.6.3)
第97回技術研究会(2011.10.13)
第98回技術研究会(2012.6.13)

第99回技術研究会(2013.4.3) 会場:東京グリーンパレス

講演1.「無溶剤型ラミネート用接着剤について」
   講師 高橋 茂和 氏(DIC梶@分散技術1グループ)

 日本のラミネート用接着剤市場は9割程が溶剤型であるが、インドや欧州等の海外市場では無溶剤型接着剤の比率が約5割を占めている。食品包装を中心とする軟包装業界を取り巻く環境として、環境保全の重要性の高まりと省資源・省エネルギー化によるコスト削減の必要性から、日本市場でも無溶剤型接着剤が注目され、導入検討が進められている。
 無溶剤型ラミネートシステムの利点としては、@乾燥用エネルギーが不要、A乾燥ゾーンが無いため機械がコンパクト、B乾燥工程が不要なため高速加工が可能、C有機溶剤のコスト削減、D包材中の残留溶剤低減が可能、などを挙げた。
 一方、無溶剤型接着剤の課題として、溶剤型と比較して接着物性面で差があり一部用途では適用不可であること、ラミネート直後の接着剤の凝集力不足を指摘した。
 今後としては、全世界的に無溶剤化への変換がさらに加速すると予測、市場要求に合致した製品開発が期待される。

講演2.「ノンソル(無溶剤)ラミネーター」
   講師 清宮 雅幸 氏(富士機械工業梶@設計2課 課長)


 ラミネーター機に対する大気汚染対策が求められる中、溶剤型ラミネーター(ドライラミネーター)と無溶剤型ラミネーターの違いを説明。
 ドライラミネーターは貼り合わせるフィルムの適用範囲が広く、大半のフィルムに対して使用できるが、乾燥が不十分だと製品に溶剤が残り臭いが発生し作業環境が悪い。また、設備に防爆対策やVOC対策が必要となるとメリットとデメリットを紹介。ノンソルラミネーターについては、無溶剤のため臭気がなく防爆対策の必要がないものの、「塗工機構が多段ロール方式であり複雑」「十分な接着力が得られない場合がある」「接着剤の混合比と温度管理が重要」と指摘。しかし、VOC対策が不要なため環境対応では抜群であると説明した。
 清宮氏は、軟包装材用の印刷が完全水性化になれば最終的にノンソルラミネーターに落ち着くと思われるが、現状はレトルト等に使用する基材の貼り合わせがカバーできずにドライラミネーターの需要は多い。ただし、いずれのタイプも多品種・小ロット対応での高稼働率や採算性向上のための低ロス率化は業界最大のニーズであるという。

講演3.「イタリア・Flexotecnica社 CI型最新印刷機の紹介」」
   講師 脇坂 信也 氏(丸紅テクノシステム梶@産業システム事業部)

 Flexotecnica社が製造するCI型フレキソ印刷機は、標準モデルの「XDモデル」、アドバンストモデルである「XGモデル」がある。しかし、標準仕様のままの提供はせず、顧客のニーズに合ったカスタム提案を行っている。
 印刷機の特長としては、自動で印圧調整を行う「AIF(Automatic Impression Flexotecnica)」と一般的なノズル乾燥方式より乾燥効率が約25%向上した多孔板方式乾燥が挙げられる。このような機能により、ヤレ紙の削減など環境問題にも貢献することが可能となる。









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